家族療法 (family therapy)
患者とされてゐる人 (IP; identified patient)
家族療法は IP がその場にゐない相談を得意としてきた
genogram (家系圖)
家族と個人の lifecycle (發達段階)
家族からの巢立ち : 若い獨身の成人
移行に伴ふ情緒 process : 主要な原則
自分自身に對する情緒的・經濟的責任の受け入れ
家族 system の發達課題
原家族からの自己分化
原家族との關はりにおける自己の分化
親密な仲閒關係の形成
自己の確立 : 仕事と經濟的自立
個人の發達課題
親密性 v.s. 孤立
結婚による兩家族の結合 : 新しい夫婦 (家族の成立期)
移行に伴ふ情緒 process : 主要な原則
新たな system への commitment
家族 system の發達課題
夫婦 system の形成・實家の親とのつきあひ・子供をもつ決心
夫婦 system の形成
配偶者を含めた擴大家族と友人たちとの關係性の再聯合
個人の發達課題
親密性 v.s. 孤立
乳幼兒がゐる家族
移行に伴ふ情緒 process : 主要な原則
新たな家族 member の system への迎へ入れ
家族 system の發達課題
親役割への適應・養育のための system づくり・實家との新しい關係
子供の space を作るための夫婦 system の調整
子育て、家事、金錢管理の引き受け
子育ての役割と祖父母の役割を含めた擴大家族との關係性の再聯合
個人の發達課題
世代性 v.s. 停滯
第二世代の發達課題
基本的信賴 v.s. 不信 (情動調律能力と他者への共感性發達)
自律性 v.s. 恥・疑惑
自主性 v.s. 罪惡感 (關係の相互依存性の理解の高まり)
子供が小學校に通ふ時期
家族 system の發達課題
親役割の變化への適應・子供を包んだ system の再調整・成員の個性化
個人の發達課題
世代性 v.s. 停滯
第二世代の發達課題
勤勉性 v.s. 劣等性 (道德性の發達)
思春期・青年期の子供がゐる家族
移行に伴ふ情緒 process : 主要な原則
子供の自主性と祖父母の老化を含めた家族閒の境界の柔軟性の增加
家族 system の發達課題
柔軟な家族境界・中年期の課題養成・祖父母世代の世話
思春期の子供が system から出入りすることを許容する親子關係の見直し
中年期の夫婦關係と career 上の課題への再焦點
高齡世代を協同して世話する方向性への轉換點
個人の發達課題
世代性 v.s. 停滯
第二世代の發達課題
同一性確立 v.s. 擴散 (自身の聲の發見・他者配慮と自己配慮の均衡;社會や親や peer からの期待・壓力といふ文脈のなかで、自分に對して誠實な意見や氣持を發し續けること)
子供の巢立ちとその後 (家族の囘歸期)
移行に伴ふ情緒 process : 主要な原則
family system への多層的な出入りの受け入れ
家族 system の發達課題
夫婦 system の再編成・成人した子供との關係・祖父母世代の老化・死への對應
二者關係としての夫婦 system の再交涉
成人した子供と兩親との閒の大人對大人の關係性の發展
婚姻關係と孫を含む關係性の再聯合
兩親 (祖父母) の身體障礙と死去への對處
個人の發達課題
世代性 v.s. 停滯
第二世代の發達課題
親密性 v.s. 孤立 (強烈な關係に commit する能力の發達;家族の care と career 發展の均衡に關與すること)
高齡世代の家族 (家族の交代期)
移行に伴ふ情緒 process : 主要な原則
世代閒役割の變化の受け入れ
家族 system の發達課題
第二世代に中心的役割を讓る・老年の智慧と經驗を包含
心理的老化に直面した際の自分自身/夫婦の機能と關心の維持。新たな家庭的・社會的役割の模索
中心的役割を擔ふやうになった中年世代への support
高齡者の智慧と經驗を system 內で活かす工夫、高齡世代のために過度に機能しすぎることのない支援
配偶者や兄弟姉妹、仲閒の死去への對處と自らの死に對する準備。人生の振り返りと統合
個人の發達課題
統合 v.s. 絕望 (互惠的叡智の開發 : 喪・喪失・resilience・囘顧と成長)
第二世代の發達課題
世代性 v.s. 停滯 (他者の問題に對する awareness の高まり)
圓環的質問法
https://gyazo.com/cb65b22de572ab43e3510fbccebc0c07
normalizing
直面化
hierarchy を變化させる
境界設定
enactment (實演化。上演)
再現
問題の例外を探す (例外探し)
問題の外在化
negative な相互作用 (惡循環) の pattern を見出し、遮る 文脈療法
統合的
多世代視點の重視
資源 (resource) 志向
病理より「資源 (手掛かり、強み)」
言葉
話し手が自由に移ってゆく言葉
ねぎらひの言葉・感謝の言葉
complement (勞ふ、認める)
周圍の人に氣づかれにくい意圖や努力、心配りに光をあてる言葉
"問題"としてではなく"勳章"として聽く可能性
治療的二重拘束
解決志向
公平性 (fairness)
人として生まれた限り、私たちは誰もが等しく大切にされ、信賴に足る人閒關係に惠まれる價値のある存在だ
幼い者や病の床にある者、傷つきやすい狀況にある者は特別な care を受けるに價する
care を必要とする者が必要な care を周圍から受け取ることのできる關係の中で、人は信賴に足るといふ信望 (credit) を周圍の人に對して認め、差し出したものと受け取ったものの收支がそこそこ釣り合ふとき、信賴に値するといふ意識を集團に對して抱く
care の收支
破壞的權利付與 (destructive entitlement)
自分が受けた破壞的體驗を理由に、他者に對して破壞的に振る舞ってもいいしその權利が自分にあると考へる
忠誠心
見えない忠誠心 (invisible loyality)
家族への貢獻がそれと認められず家族への氣がかりだけが引き出されてしまふ狀態
引き裂かれた忠誠心
三角關係化